日曜日からかなり冷え込み…
あっという間に冬突入!ですね。
急な寒さにビックリしてます。
実は土曜日にボタニカルペインティングという
ワークショップに娘と2人で参加してきました。
これは、蓮の葉とインド菩提樹の葉を、の板に専用ノリで貼り付け
その後、好きにアクリル絵の具で色付けしていく、
というワークショップです。
全行程4時間弱という結構長い間集中して無になり、
手を絵の具だらけにして作品を作るという素晴らしい時間を過ごしてきました。
そこで、今回のこのワークショップからの学び、いいなと思ったので共有しますね。
ワークショップの先生がまず初めにお話しされたんですが
このお話がいい!!!
抽象画やデッサンなどはある程度の描き方や「上手に見える」コツ、手順などがある。
でもこのボタニカルペインティングについては絵の描き方、心得も何も必要なく、ただただ好きに色を塗っていくんですね。
でそこで引用されていたのが「バカボン」です。
そう。赤塚不二夫先生の漫画ですね。
実はこの「バカボン」。
赤塚先生が「仏(お釈迦様)の世界観」を伝えたくて描いた漫画だそうです。
ある記者からのインタビューで
「仏の言葉にバカボンという言葉があるんだよ」
と赤塚先生が言ったそうです。
「サンスクリット語の『薄伽梵』で、薄伽が徳、梵が成就の意味」だとして、
「煩悩を超えた徳のある存在なのだ!」とのこと。
深いですよね(笑)
で、そのお釈迦様の世界観=メッセージは「これでいいのだ!」なんです。
とにかく今あるものをそのまま受け止める。
そしてこれでいいのだ、とそれに満足する。
道の世界観にも通じる概念です。
私たちもそれに倣って、出来た作品に対して
「うん。これでいいのだ」と満足して帰ってきました。
さぁ、皆さん、もう1年の締めくくりの時期になりました。
もっとこうしていたら、もっとこうだったら…
その自責の念を持つことは来年への抱負に繋がります。
でも一方で「これでいい1年だった」と思うことも大事ですよね。
私もこの1年振り返ってみると、もっと出来たのでは?
と思うところも多々ありますが…
ひとまず、これでいいのだ、と今の自分に満足することにします!(笑)