視座を高める

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先日、毎年研修をさせていただいている企業様にて、
女性社員の方々のステップアップ研修を行いました。
このステップアップ研修は、過去女性活躍推進施策として、
キャリアデザイン研修を受講された方々で、
かつ希望された方々が対象になります。
ご自身で希望して研修を受けられているので、
皆さんとっても前向きだし、とっても意欲的だし
とっても学ぼうとする姿勢がすごく感じられました。

ディスカッションにおいても、時間ギリギリまで深めていったり、
いろんな方向性で考えたりという場面が随所に見られて、
私もとっても嬉しくなりました。

今回の研修の1つのゴールは「視座を高める」ことです。
この視座を高めるっていうのは、実はすごく難しいことだなぁ…、と。
私自身も振り返りながら研修をしていました。

どうしてもその時その時の役割や状況があって、
自分の立場で、見えている中で、課題解決を図ろうとしていくんですが。。。

私も昔上司に報告したところ…
「それで足りるの?」
「それだけでいいの?」って
よく言われたことを思い出しました。

上司の視点から見ると、
1つの事象の奥にある課題というのはたくさんあって、
当時の私には見えていない課題がたくさんあるんです。

例えば…
今回Aの事象だけなんだけれども、それってBにも関係するかも…だったり
こういう状態だったらCって今どうなってんの?ってことです。
これは広い視野を持つこと、物事の本質を極める、両方のスキルが必要になります。

今回の研修では、例題を踏まえて考えていただくプログラムを実施しました。
皆さん最初はなかなか難しい…と悩んでいらっしゃいました。
やっぱり自分だったらこれしか出てこない、と沈黙する場面もありましたが
その時にこんな提議をしてくださった方がいます。

これって課長ってどうするんでしょうね?
うちの課長だったらこういうこと言わないかなぁ?
同じようなことがあったときに課長にここも追加して見といて!
って言われました。

すると、確かに!っていっぱい色んな意見が出てきます。
ナイス提議です!!
もしこれが課長だったらどうするだろう?
部長だったらどうするだろう?
という視点を持つことが視座を高める近道になります。

皆さん今回例題を通じて…
自分自身が直面している事象において、
その時見えていなかった課題が、1つ視座を高めることで
より多くの課題が多くあることに気づいていきます。

これが物事の本質を極めるということなんですね。
今回の研修、皆さんとっても意欲的なので、
私自身も「もう終了?」と言う位
あっという間に時間が過ぎた研修でした。
次回の研修が楽しみです!

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