変わることは組織を強くする

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気がつくともう10月。
今年も残すところあと2ヶ月。
毎年毎年、月日が経つのを早く感じます。
年だから、ではなく充実してるから、
と思うことにしています。

さて、この時期は毎日何かしらの研修を実施させて頂いておりますが
研修があるということは、研修資料作成も勿論あります。
11月に実施する企業様からのご依頼で
「育児や介護などとの両立で活用できる国や地方自治体の制度」について
改めて調べる機会を頂きました。

そこで私自身も初めて知ったことも多く、
いろんな両立支援があるのね、と感じました。

例えば、出産に関わる費用について。
私の時は、まだ立替が必要で。。。
費用は保障してくれるんだけど、後から申請みたいな感じで
とりあえず立替しないといけなかったんです。

出産費用はほぼ満額保障されてたけど
検診費用については一部でした。
なので、保険適用外の検査って結構高いよね、
と思ったのを覚えています。

今は検診も含めてほぼ全ての費用が保障されているし
立替も必要ではなく、病院から保険組合へ
直接請求されるようになっています。

他にも、皆さんご存じのように
来年4月から順次、育児・介護休業法が改正になります。
ポイントをいくつかご紹介しますね。

柔軟な働き方の選択措置が義務化(フルタイムでの柔軟な働き方)になります。
事業主は、始業時間の変更やテレワークなどいくつかの中から
2つ以上の制度を措置し、従業員が選択できるようにしています。
これによって、各個人によって
自分の希望するものに近いものを選択することが出来
時短勤務以外での柔軟な働き方の実現を目指そうというものです。

他にも、男性育休取得状況の公表が義務化になったり、
育休取得の数値目標設定が義務化になります。
男性も当たり前に育休をとる時代になってきました。

また他にも、、、
来年4月からは、現在の育児休業給付に加えて、
両親とも14日以上育児休業を取得すると賃金の13%が上乗せされます。
育児休業給付には税金や社会保険料がかからないため、
手取りと比べると支給割合は実質約8割になります。
これは手取りにすると約10割に該当する水準です。

という風に、どんどん変わってきています。
これまでは、育休は女性が主として取るもの、だったものが
今や男女ともにとるものに変わっています。
まだまだ少数派ですが、男性が育休を取得し女性は復帰する、
ということも起こっています。
この先もっといろんな変化が起こってくるでしょう。

だからこそ、企業も変わっていかなくてはいけないんです。
世の中の価値観も、制度も、どんどん変わっているのに、
変えられない組織は結果弱いんです。
この激しい競争社会の世の中で残っていけません。
変わることは、結果組織を強くするんです。
いろんな変化に対応していかないと、ですね。

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