今日はとある会社様での新入社員振り返り研修ということで
入社1年目の方々に研修をさせて頂きました。
研修の内容はまた後日。
今日は研修前に、研修会場となった施設長のお話から
すごいな、とそしてごもっとも!と思ったお話をしたいと思います。
新入社員から色んな質問を受け、それに1つ1つとっても丁寧に
そして率直にお応えされていたんですが、
その中でこんな話になったんです。
着任した頃は、所内で「気軽に先輩や上司に聞けない」雰囲気だった。
コミュニケーション不足というよりも「聞けない」雰囲気だったそうです。
そこで所長が率先してされたことは
朝、正門の前に立って、一人一人に挨拶することから始められたそうです。
最初は目も合わせてくれず、挨拶しても返さない…。
それでもずっと続けていくと3か月後には
ほとんどの人が、目を見て笑顔で挨拶を返してくれるようになったそうです。
そうすることで所内でも「聞ける」雰囲気が少しずつ出来ていったようです。
ただ、人はすぐに元に戻ろうとする。
だから、この朝の挨拶をいつまで続けるんですか?って
よく聞かれるんだけど、それは自分がここを去るまで続けますよ、と。
ほんとうにすごい、、、と思います。
簡単なことではないんですよ、これ。
寒い日も(しかもここ、めちゃくちゃ雪寒い場所です)、
雨の日も、体調がちょっとすぐれない日も
毎日です。すごくないですか??もう私はお話を聞いていて、胸が熱くなりました。。。
そして朝の挨拶以外にも、色んな施策や工夫をされているんですが
職場の雰囲気も少しずつ変わってきたそうです。
と、とっても嬉しそうにお話されていらっしゃいました。
やっぱり組織において、上司の言動ってものすごく大きな影響力を持ちます。
それに比べて…私はあかんと反省しきりです。。。
もっともっと頑張らないとだめですね(笑)