若がえり!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

今週は、何年も実施させて頂いている企業様での2年目研修がありました。
コロナ禍では実施できなかった、宿泊研修。
今年久しぶりにようやく出来ました!
宿泊研修ですから、懇親会にも参加させて頂きまして
とても楽しく、また色んな「そっか!」の気づきを頂きました。

最近の研修ではよくお伝えさせて頂いていますが
Z世代の若者も、コロナを経て、少し変わってきたんですよね。
例えば、飲み二ケーションは嫌だ!という方もいるんですが、
いやいや、全然いいよー!という方もいる。
「最近の若者ってこうだよね」という定説ではない人たちも
かなりの人数いるんです。(その割合も増えてきました)

これと同じで、これまでは「ほめられたい!」志向が強いと言われていましたが
最近では「人前ではほめられたくない」が6割となりました。
※人前ではなく、1on1ではほめられたい、と変わっています。

と同時に叱られたい、という人も結構増えてきた、と言われているんです。
ん??これまで管理職には「ほめて伸ばそう!」って主流でしたよね??
叱られたい若者が増えている??
(アンケートやデータでは増えています)
ということで、懇親会でどんどん若者に聞いてみたんです!

彼らに話を聞いてみるとこんな意見が出てきました。
「上司がすごく気を遣ってくれてて…なんかそんなに気を遣わなくてもいいのに。。。
逆に申し訳ない、と思ってしまいます。」
「以前結構大きなミスをした時に、ものすごくオブラートに包んで包んで叱ってくださったんですけど、もっとガツンと言われても全然平気なんですけど…」
「大きな声でバッと言ってもらっても全然いいと思います。でも私も言いたいことを同じように言わせてもらいたいです。
そのうえで、お互いにきちんとすり合わせをしたら、多分もっと分かり合えるかと。
ただ、絶対後には引かないようにしてほしいですけど(笑)」
これらの発言、昭和じゃないですか??(笑)

私「ではでは、多分皆さんは褒められることって多いと思うんだけど
叱られたいと思いますか??」
「ちゃんと叱ってほしいです。ダメなことはダメってはっきり言われた方が分かりやすいです。」
「毎日毎日怒鳴られたら、萎えますけど…でもたまにはビシっと言われたい。」
「実はもっと社会人って叱られるんだと思ってたんですけど、未だに叱られたことがなくて
本当にこれでいいのかな、と思うこともあります。」
なるほど…叱られたい人も増えてきましたね。

私「ではでは、飲み二ケーションどう??」
「全然嬉しいです!週1レベルで行ってますよ(笑)」
「やっぱり飲みに行くと、いろんな話も出来るので、親しさがぐっと近くなるからいいなと思います。」
「次の日が早くなければ、全然有難いです。結構行くと楽しいです。」
なるほど…飲み二ケーションもいいんですね。

色々なアンケートやインタビューでも出ていますが
この数年、「若者」とひとくくりには出来ない、という調査結果が出ています。
より多様化しており、各自それぞれによって、かなり異なるんです。
だからこそ、じっくりと話を聞くことが大事だし、お互いにしっかりと理解し合うことが、個人個人向き合い、相手に合わせたやり方を実践していくことが
大事だと改めて思いました。

またいつもの研修以上に、休憩時間や懇親会でも色んな質問攻めを頂きまして…
その質問のほぼ全てが「今の彼らの業務内容に直結するもの」なんです。


物凄く真面目に、真摯に自分の仕事と向き合っているし
スキルを向上したいという意欲もものすごく感じられます。

仕事は「人生をより良くするための手段の1つ」という若者の概念も
これも人によって大きく違うんだな、も改めて感じると共に
若い方々に私もエネルギーと刺激を頂いて、
またまた若返った(気がしている)山口です!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る