こんにちは。
もう早いもので、6月も終わろうとしてます。
あっという間に1年の半分が過ぎていってますね。
1年の初めに皆さんは今年の抱負を立てますか?
ザ昭和、熱血一家の山口家では昔から必ず立ててました。
今年のうちの娘の目標は、何事にも一生懸命頑張る、
という漠然としたものでしたが(笑)
先生に教えてもらった、「話の聴き方」を今年はやり切る!
と意気込んでおります。
たまたま先日、目標に対してどう??と振り返った際に、
改めて先生の教え方に感服した次第です。
それは「あいうえお作文」なんですね。
あ:相手の目を見て
い:いい姿勢で
う:うなづきながら
え:笑顔を向けて
お:終わりまでしっかりと
めちゃくちゃすごくないですか!!??
この聴き方、研修では聴く力研修やコーチング、
もちろんマネジメントの基礎でもプログラムに入れてますが、
大人ほど!出来ていないんですよね。
研修では、あいうえお作文ではありませんが
ほぼ同じ内容をトレーニングします。
(常に笑顔ではなく、相手の表情にあわせて同じ表情をする、ですが)
プラスするならば、復唱したり、要約したり、です。
研修をしていていつも思うんですが、皆さん話すのは結構得意だけど、
聴くのが本当に苦手ですね。
研修では、話を掘り下げたり、
より具体的にしていくために色んな質問をしていきます。
いわゆる拡大質問や関連質問です。
次なんの質問しようかな?と考えていると
聴き方が疎かになっていて、
一問一答クイズみたいな会話になっている。
では聴き方に気を付けていると、質問が出てこなくて、会話が止まる。
このようなケースが多々あります。
聴き方も質問力もトレーニングですから練習を繰り返せば上手になりますし、
考えなくても質問が出てくるようになります。
特に上司の場合は、伝えたいことが優先してしまいます。
育てようと思えば思うほど、言いたいことが多くなります。
この心理、私もつくづくそうだわ〜と思います。
こうして欲しいこうなって欲しいそれはあかん
もっとなんでこんな風に思わないの??
言い出したらキリがありません。
ですから、私はメンバーと向き合う時は
なるべく「こうあるべき」を考えないようにします。
こうして欲しい、こうなって欲しいを一旦横に置いといて、
とにかく聴くだけに徹しようとしています。
実はこの横に置いておく、出来るまでに私は結構時間が掛かりました。
だって、仕事ですから成果も出さないといけないし
その責任は上司にありますから、
1日でも早く成長して、戦力化してもらわないといけません。
となると、「こうあるべき」を横に置いとくことが難しい。。。
上司と部下の関係って、そもそも縦の関係ですから
聴くこと自体も難しいですよね。
なので私は「〜についてどう思う??」と相談するようにしています。
「え:笑顔を向けて」です。
この出だしの一言を変えるだけでその後の会話は変わるんですよ。
そして、「お:終わりまでしっかりと」聴いて
「いいやん!!それお願いね!」
と承認応援します。
聴き方あいうえお作文、頭に残りますね!
これで今日からバッチリ!です。