紀陽情報システム株式会社 様
メンターから部長層まで。階層別の実践型研修で「人間力」を底上げし、地域から頼られるシステム会社へ
金融機関や自治体向けのシステム開発から、民間企業のDX推進まで、幅広いITソリューションを提供する紀陽情報システム株式会社様(以下、当社)。
当社では、社会課題の解決やお客様へのサービス向上において、システムを作る社員一人ひとりの「人間力」の向上が不可欠であると位置づけています。
しかし、以前は「研修内容が実務に結びつきにくい」「各階層の役割において業務知識の属人化が起きている」といった課題を抱えていました。
今回は、それらの課題を解決するために、メンター、中堅社員、マネジメント層、部長層と、階層別に実践的な研修プログラムを導入された経緯や、受講者のリアルな声、今後の展望についてお話を伺いました。
導入前の課題
現場に定着しない「単発研修」と、階層ごとの業務知識の属人化
当社は地域社会への更なる貢献として、ITコンサルティングなど新たな領域へも事業を展開しています。
お客様の多様な課題を解決するためには、社員の「人間力」を継続的に高める仕組みが必要ですが、社内の教育体制には大きく2つの課題がありました。
1つ目は、「研修内容が実際の業務に結びついていない」という点です。
これまでは1日限りの単発的な研修が多く、その場で理解はできても、現場のプロジェクトや日々の業務で活かしきれていないケースが散見されました。
2つ目は、「各階層における業務知識の属人化」です。
これまでは、チームのマネジメントを行う層はもちろん、後輩を育成するメンター層や、組織の要となる中堅・部長層に対しても、その役割に応じた業務知識やノウハウを体系的に学ぶ機会が十分にありませんでした。
その結果、指導方法やマネジメントの質が個人の経験や感覚に依存してしまい、チームによってばらつきが生じていたのです。
組織全体のボトムアップを図るためには、点ではなく「面」での育成が必要だと考え、各階層に合わせた実践的な研修体系の導入に踏み切りました。
導入後の変化
階層を超えた共通言語の誕生と、すぐに実践できるプログラム
非常にポジティブな反響が多く、組織内に共通の基準ができたことで、マネジメントや後輩指導の質が底上げされている確かな手応えを感じています。
特に評価が高かったのは以下の点です。
自己分析による深い「気づき」
どの階層の研修でも、まずは自分自身の傾向や特徴を客観的に分析するプログラムが組み込まれていました。
「自分のコミュニケーションの癖や強み・弱みに気づけた」という声が多く、自己理解が他者理解(人間力)へと繋がっています。
定着率を高める実践的なグループワーク
座学だけでなくグループワークが豊富だったため、学んだ知識をすぐにアウトプットできました。
「現場に戻って、システム開発の現場でどう動くか」を具体的にイメージしやすく、実務に直結するプログラムでした。
講師の圧倒的な知識量と、世代を超えた対応力
講師の方のお話が非常に面白く、受講者が最後まで集中して参加できました。
メンターから部長層まで対象が幅広いにもかかわらず、各世代の特徴やそれぞれのフェーズに合わせたリーダーシップ論に精通されており、受講者からのどのような質問にも即座に的確な回答をいただき、非常に説得力がありました。
また、事前の打ち合わせでは、単なる研修内容のすり合わせにとどまらず、最新の人材育成トレンドなどもご紹介いただきました。
当社の事業に寄り添った手厚いサポートをいただけたことが大変有益に感じています。
今後の展望
社員の成長を通じて「地域から頼られるシステム会社」へ
今回、多様な階層に向けて研修を実施したことで、体系的に学ぶことの重要性と、実践的なプログラムがもたらす行動変容の効果を改めて実感しました。
今後は、毎年同じテーマを固定するのではなく、最新のITトレンドや社会環境の変化、そして自社の課題を加味しながら、柔軟に研修プログラムを見直していきたいと考えています。
より実効性の高い研修を継続して実施することで、若手からベテランまで、社員一人ひとりの確実なスキル向上を図っていきます。
当社が「地域から頼られるシステム会社」となるために、従業員一人ひとりの成長こそが会社全体の成長であり、それが地域社会への貢献に直結すると信じています。
今後もこうした研修を通じて社員の「人間力」を磨き、その成果を最適なITソリューションとして、全国のお客様や地域社会へ還元していきます。


