導入事例

株式会社ビーバーレコード 様

「学びの場」が成長の原動力。若手・中堅・管理職の実践的な階層別研修がもたらした組織の進化

(写真:株式会社ビーバーレコード フィットネス事業部 部長 平野 賢 氏)

株式会社ビーバーレコード様(以下、同社)は、温浴やフィットネスなど多岐にわたる店舗を展開し、多くのアルバイトスタッフが活躍する現場において、社員の指導力向上や階層別の体系的な育成を課題としていました。

「面白くない研修は意味がない」という強いこだ賢りを持つ中で、キャリアチアーズの実践的でユニークな階層別研修プログラムを導入。

白熱するゲームワークや各階層に合わせたリアルな事例演習を通じて、若手の指導力向上から管理職の経営者意識の醸成まで、組織全体に大きな行動変容が生まれています。
さらに、店舗間の横のつながりが強化されるという相乗効果も実感。

今後も社員が楽しく自律的に学び続け、日々の活力にできる組織づくりを目指しています。

導入前の課題

階層別の育成とアルバイト指導の強化。「面白い研修」を求めて

同社は温浴事業、フィットネス事業、飲食事業、アミューズメント事業、ホテル事業など多岐にわたる店舗を展開しており、現場には数多くのアルバイト・パートスタッフが在籍しています。
そのため、社員の重要な役割として「アルバイトスタッフの教育」がありますが、その教え方をどう学ばせるかが課題でした。

また、会社として「管理職」「中堅社員」「若手・一般職」と、それぞれのレベルに応じた体系的な研修を実施したいという思いがありました。
しかし、いくら内容が立派でも、退屈な研修では社員の耳に入りません。

「面白くない研修は聞かれない」という前提があったため、とにかく社員が自ら興味を持ち、惹きつけられる面白い研修を探していました。

導入の経緯

座学ではない実践的なプログラム。その「面白さ」が導入の決め手

新しい研修のあり方について検討していた際、以前から親交のあったキャリアチアーズの代表に相談を持ちかけました。
「階層別の育成を行いたい」「アルバイトへの指導方法を学ばせたい」、そして何より「面白くない研修は意味がないので、面白い研修をしてほしい」というこちらの率直な思いを伝えました。

すると、私たちの課題をしっかりと汲み取った上で、ただの座学ではない、実践的で非常にユニークな3階層の研修プログラムをご提案いただき、その内容の面白さに惹かれて導入を決定しました。

導入効果

各階層が実践的なワークで成長。店舗間の繋がりという波及効果も

実際に導入した階層別研修では、どの階層のプログラムにも「ロジカルシンキングやコミュニケーション能力を鍛えるゲームワーク」が組み込まれているのが大きな特徴です。
ただ座って話を聞くのではなく、参加者同士でワイワイと盛り上がりながらも、時間制限の中で必死になってゲームの課題を解いていく。
その活気ある過程で、自然と論理的思考やチームビルディングが学べる設計になっています。

こうした熱量の高い雰囲気の中で、各階層において以下のような実践的なワークを行い、現場に大きな変化をもたらしています。

若手向け研修:自信と指導力の向上

ゲームを通じてコミュニケーションの難しさと楽しさを体感した上で、入社1年間の「自分自身の棚卸し」と「アルバイトへ教える業務の棚卸し」、そして様々なクレームのケーススタディを実施しました。
若手特有の「どう教えていいかわからない」という不安が解消され、現場でのアルバイト指導やクレーム対応にも自信を持って動けるようになっています。

中堅社員向け研修:事業視座と論理的伝達力の獲得

ロジカルシンキングを鍛えるゲームで頭をフル回転させた後、競合他社を分析し自社の方策を考えるワークや、相手を尊重しながら論理的に意見を伝える「DESC法」のケーススタディに取り組みました。
現場作業者の視点から「会社としてどう勝つか」という事業視座へ引き上げられ、DESC法の実践により社内での建設的なコミュニケーションが格段に増えました。

管理職研修:経営者意識の醸成

管理職層もチーム対抗のゲームで必死に知恵を絞り、役職の垣根を越えてワイワイと白熱しました。
その後、自店舗の過去3年間を棚卸しし、「自店舗のビジョン」「理想のチーム像」「具体的な数値目標」を定めた上で、「もし1000万円の投資予算があったらどう使うか? なぜその方策で、どんな効果があるのか?」というリアルな事業計画を立案しプレゼンしました。
この研修を通じて、「店長」から「経営感覚をもった責任者」としての視点へ意識が大きく変化しています。

これだけ密度の濃い内容でありながら、参加者からは「面白くて分かりやすい」「毎回の研修があっという間だった」と大変好評を得ています。

研修を通して、接客スキルの向上だけでなく、予想していなかった良い変化もありました。

これまで店舗展開をしている中で、他店舗の社員と顔を合わせて話す機会は少なく、店舗間での交流はあまりありませんでした。
しかし、研修では同じチームで学び、コミュニケーションを取る機会が増えたことで、自然と他店舗の社員との関わりが深まりました。

その中で、自店舗の良さを共有したり、他店舗の良い取り組みを知ることができ、多くの学びがありました。
また、実際に他店舗へ研修に行くことで、良い接客や取り組みを自店舗へ持ち帰り、横展開につなげることもできました。

さらに、研修を通して他店舗の社員と仲良くなれたことで、今後も気軽に相談や情報共有ができる関係性を築くことができたと感じています。
今回の研修は、接客力の向上だけでなく、店舗間のつながりを強くする貴重な機会になりました。

今後の展望

研修は純粋な学びの場。楽しい体験から自律的に学び続ける組織へ

私は、研修というものは必ずしも「今ある課題を解決するためだけのもの」ではないと考えています。
社員に対する純粋な「学びの場」であり、会社として彼らに「学ぶ機会」を提供し続けることこそが最も重要なのだと思っています。

研修を通じて得た多くの気づきの中から、たった一つでもいいので現場の業務や自身の成長に活かせるものがあれば、それで十分です。
人は年齢や立場に関係なく、いつまでも学び続けることが大切です。

だからこそ、これからも「面白く楽しく、あっという間に時間が過ぎた」と思えるような良質な研修を社員に受講してもらい、日々の活力や自律的な学びに変えていってほしいと願っています。